同年代の言葉に目覚めた瞬間☆

綺麗なネイリストさん

先日のホテルスパは友人にも満足してもらう事が出来たので、紹介して良かったです。
次回も一緒に行こうと約束して、また日常に戻って来ました・・・

心からリラックスできたのですが、友人がセラピストさんに質問攻めだった事を
思い出すと、ちょっと可笑しくなってしまいます(笑)
今日はネイルサロンに予約を入れた日だったので、昼頃から出かけてきました。
この空間も癒しで、初めて来店した前回よりもリラックス度はアップしています。
待っている間の少しの時間でもうとうとしてしまうくらい居心地が良いんですよ。
(どこでも眠られるタイプです・・・)

今日も担当は以前お世話になった同い年のネイリストさん。
彼女の娘さんと、私の娘が友人だという事を話すと、
前回家に帰ってそれを聞いて驚いたとの事。
「大きな子供さんがいらっしゃるようには見えませんね」と言われましたが、
そのまま言葉をお返しいたしますという心境でした。

今日もとてもキレイで、肌のツヤや細やかさはどうみても同じ年齢とは思えません・・・
思い切って、どんなお手入れ方法をしているのかと尋ねてみると、
「マッサージだけは毎日欠かしません」との返答でした。
これで「何もしていません」と答えられたらどうしようと思っていた私は
少しホッとしました。

話を聞くと、彼女は元々美容師を目指して勉強していたんだそうです。
ですが、その勉強の過程で、エステやネイルに出会い、
それを極めてみたいと思い始め、現在ネイリストとして働いているそうです。
美容師の資格は取ったものの、いざ就職してみると「何かが違う」と思ったらしく、
直ぐに辞めてしまったそうです。
「え~もったいない」と言う私に、「自分がその仕事を本当に好きではないと、
キレイにしてあげたいと心から思えないし、相手に対しても失礼だから」と彼女の一言。

そう言えば、友人も同じ事を言っていたのを思い出しました。
そして少し恥ずかしそうに、「そんな偉そうな事言っているけど、
ネイリストになる前はエステティシャンだったのよ」と話してくれました。

お話を聞くことができました!

転職に転職を重ね、現在のネイリストが
自分に向いていると気付いたのが30代前半だったそうです。
それまでは、仕事仲間は表向きは「一緒に働いている仲間」だったのですが、
正直、ライバルという意識しか持てなかったそうです。
その考えが変わったのは、ネイルスクールでの出会いだったそうです。

エステティシャンをしながら、ネイリストの資格を取得するために
通っていたそうですが最初は何となくだったそうです。
しかし、そこで出会った10歳年下の女性に「センスありますね。
私も頑張らなきゃ」と声をかけられた事がきっかけで本気で勉強したいと思ったとの事。
エステティシャンを辞め、本格的にネイルの世界を極めていったのですが、
いざ働くとなると、躊躇してしまい自信が持てなくなっていったそうです。

その時に、以前声をかけてきてくれた年下の彼女が
「私、サロンをいつか経営するので、その時は一緒に働きませんか?」と
再び声をかけてくれたそうです。

その場では「うん」と返事したそうなのですが、その時は自分の就職先の事で
頭がいっぱいで、あまり本気にしていなかったそうです。
数年後、彼女から連絡があり会いに行くと、
「サロンで働いて欲しい」と言われたそうです。
本当にお店を開いたんだという驚きと、自分の事を覚えて頼ってくれた嬉しさが
入り混じって表現できない感情だったそうなのです。

ですが、「チャレンジしてみよう」と思い、その誘いを受けたそうです。
そしてそのサロンが、現在働いているここだと知り、思わず鳥肌が☆
「何を始めるにも年齢って関係無いんですよ。
気にしてるのって結構自分だけだったりします」と言われた一言が
とても心に響きました。